ささえりあ熊本西では令和4年8月18日に第2回自立支援型地域ケア会議をオンラインで行いました。

今回は医師、看護師、理学療法士、作業療法士、管理栄養士の方々に参加頂きご助言頂きました。

下記の2事例を協議しました。

①70代女性 要支援1 両膝の変形としびれがあり歩行が不安定で、杖を使用してもが不安があられる。運動も行いたいがしびれの為、運動ができていない方への支援について

②80代男性 要支援1 腰部脊柱管狭窄症があり、歩行や姿勢が長時間できず活動が減少している方の自宅で取り組めることや疾患の悪化予防について

①についてしびれの原因が膝からではなく糖尿病の進行によるものと考えられる事、調子によって意欲が変わりやすく、本人の自助だけは期待できない傾向があり、運動の際には第三者と一緒に行う事の助言がありました。また歩行器の使用や痛み止めに使用する湿布の適正な交換頻度や本人に寄り添い、食事内容や病識について現状を認識できるよう促す等の助言も頂きました。

②について80代後半であるが、現在は手術での改善も検討できる事や本人に起こる間欠性跛行の距離や時間を計り、そのまえに前屈等の運動を行う事で緩和される事や服用中の薬を見直す事や移動の負担を軽減するようにタッチアップやポジションバーの使用等の助言を頂きました。また背筋を鍛える事が重要であり、カエル体操や胸を拡げて背筋を鍛える運動を教えて頂きました。

今回の自立支援型地域ケア会議で頂いた助言を基に本人の疾患に対するアセスメントの質を高めていき自立した生活が続けられるよう支援していきたいと思います。

ささえりあ熊本西 岡田