11月26日(金)にオンラインで令和3年度 西区居宅・包括全体会が行われました。

今回は熊本学園大学の那須先生にご講話頂き、現場で起こるハラスメントと職業倫理について学びました。

居宅介護支援において利用者、その家族からのハラスメントで辞職を考えた事がある職員は3割ほどあり、ハラスメントが発生する原因と考えられる上位4つは①利用者・家族等がサービスへ過剰な期待をしている。②利用者・家族等がサービスを理解していない。③利用者・家族等の認知症等の病気、または障害によるもの。④利用者・家族等の性格または生活歴によるものが挙げられていました。

また対人サービス三要素の(関係)についても説明頂き、互いに協力して努力する関係(アクションシステム)を援助の過程で形成することが求められる事を学びました。職業倫理ついても各職能団体で定める職業倫理の綱領があり、介護支援専門員では3部構成で綱領が示されている事を教えて頂きました。

今回の全体会はハラスメントの現状を知り相談援助職としての対応(良好な援助関係)について深く学べる機会となりました。今後も様々は会議や研修を通して良好な援助関係構築に努めていきたいと思います。

ささえりあ熊本西 岡田