ささえりあ熊本西では令和3年2月22日に令和2年度第5回自立支援型地域ケア会議をオンラインにて行ないました。

今回は2事例を歯科医師 薬剤師 看護師 作業療法士 管理栄養士の方々の御協力を得て協議致しました。

事例①87歳女性 要支援2の認定 眩暈などの体調不良に因って活動が著しく変化され(不良時はまったく動けなくなる)安定した生活が送れていない事例。     

事例②85歳女性 要支援1の認定 膝の疾患があられるが、電動カートを使用して出かけたり、夫の介護もされている方である。病状を安定させ、現状を維持し、また介護サービスの卒業を視野に入れた自立支援への取り組みを協議したい事例。

①、②それぞれに様々な助言を頂きました。①では眩暈の原因を特定するため、受診先の検討(耳鼻科、精神科)や起床後の眩暈が多い様子であり、服用中の薬の副作用の症状も考えられる等。②では本人のプラス思考や強みの評価をする。役割の維持を薦める。熊本市から発行している運動手帳の活用等の助言を頂きました。また協議の中で薬の副作用で口の渇きや眠気などが疑われる事が分かり、電動カートの運転に注意が必要なこと、後期高齢者の口腔健診の活用、膝の負担軽減のため体重管理をする等のこれからの健康管理や事故予防についても助言頂きました。

ケアマネジャーが御利用者さんと関わる中で身体の状態の原因考察や自立支援へ向けての取り組み等は本人や家族からの情報だけでは分かりくいと思われます。様々な専門職種の方々の視点やご意見をこれからも活用して御利用者さんの生活を支援していきましょう。                 

ささえりあ熊本西 岡田