ささえりあ熊本西では11月15日(月)にオンラインにて令和3年度 第7回自立支援型地域ケア会議を行いました。
今回は薬剤師 看護師 作業療法士 管理栄養士の方々に助言を頂き2事例協議しました。
①80代 女性 要支援2 自宅に物が散らかっており、また足の筋力も弱っている為、転倒しやすい状態の方の支援
②70代 男性 要介護1 糖尿病があり人口透析の治療中、病識も乏しく他者の支援にて現状を保っている方の 自立へ向けての支援。
①では足の筋力低下だけでなく、家族が自宅に居る時と居ない時のギャップや本人が自分で解決できない心の悩みがあるのではないかという助言を頂きました。その他にもBMIの値から運動するきっかけ作りを行うこと、部屋の片づけに掃除用具を工夫する等の助言を頂きました。
②では病識を持つ事へのアプローチに主治医からの意見をもらう事や家族を巻き込んで自宅の環境を整える、段差の調整等を行い転倒防止を図る等の助言をいただきました。また食事の制限ではなく運動量を増やすことの提案(短期集中サービスの活用)や、排便コントロールへのアセスメント等の助言も頂きました。
今回の協議では本人の課題に対し環境や気持ちへの支援(動くきっかけ作り)への助言を多く頂きました。その際に本人の身体の状態を表す数値を用いる事を学びました。また生活習慣病については熊本市の地域課題でもあり今後も地域への啓発活動の継続の必要性を改めて感じました。
今後もより良い自立支援型地域ケア会議を目指していきます。
ささえりあ熊本西 岡田