ささえりあ熊本西では12月14日(月)に第4回自立支援型地域ケア会議をオンラインにて行ないました。
会議の助言に薬剤師、看護師、管理栄養士、作業療法士、西区福祉課と多職種の方々に参加して頂きました。
今回は2事例協議しました。事例内容として①80代の女性 要支援2の認定。一人での入浴を目標にリハビリ中である。自立へ向けた支援とリハビリ継続へのアドバイス。 ② 60代男性 要介護1の認定 右上下肢麻痺があり、手指が上手く使う事ができない。意欲の低下もあり家族への依存が強い。自立への意欲を高める支援についてのアドバイスでした。
今回も①、②それぞれに専門家の視点より様々なご助言を頂きました。①では肩の痛みが入浴の阻害要因になっており、ゆっくり長く効く鎮痛剤に変更する事や使用している歩行器の再選定、現在の浴室環境を専門家と検討する、体重の減少があり、食事をバランスよく取る等のご助言を頂きました。また②では薬を複数回に分けて家族が介助していた事を朝一回の一包化に変えてみる、薬の心配があるときは薬剤師の協力を得て医師と連携を取り相談する、本人の動作がしやすい衣類を提案する、まずは訪問サービスを導入し、本人の状態をみて通所サービスに変更していく、本人だけでなく、家族へ今後の可能性も話して家族の不安も含めて支援していく等のご助言を頂きました。
本人の意欲を保って自立に向けて支援していく、本人の意欲を引き出して自立を高めていく支援と様々な事例にケアマネジャーは関わっています。他の専門職に相談や協力を得ながら、本人の自立が高められる支援を一緒に考えていきましょう。
ささえりあ熊本西 岡田